人生の多くを旅に費やした宮本常一は、眼前にある日常の風景から、人々の営みを読みとりながら写真に記録していった。生まれ育った三ケ浦(長崎・西方・下田)など、昭和30年代〜50年代に撮影された写真を中心に収録する。