周防大島町立図書館

ログイン
菅田正昭離島論集<共同体論>
鬼が島と鬼界島の間で… 
著者名: 菅田 正昭/著
出版者: 周防大島町(山口県):みずのわ出版
出版年: 2024年01月
ISBN: 978-4-86426-049-7
PCサイトで確認

内容紹介

離島論の第一人者による、シマ/クニという視座からの広義の共同体論。「鬼が島と鬼界島の間で…」「ヨーロッパ諸語における島を意味する語」など、日本離島センターの機関誌『しま』で発表した論考をまとめる。

内容一覧

No タイトル 著者・アーティスト
1 鬼が島と鬼界島の間で…
2 沖縄県及島嶼町村制の根拠の深淵を抉る
3 日本人の精神性から見る「領有」意識の二つの形態
4 「知ろしめす」と「うしはく」の違いの視点から
5 「シマ」と「アマ」、「クニ」と「ウミ」
6 日本的霊性の地政学
7 アマ・ヤマ・シマ・イマにおける<マ>と<ナカマ>との交通
8 離島の時間・空間を考える
9 シマの「間」の構造とその復権
10 国引神話の島引
11 <奥>つシマの<間>の<オクレ>の構造
12 「遅れ」から「贈り」の島へ
13 <オウ・オク・オキ>と<ヲウ・ヲグ・ヲキ>
14 霊性の発信者としての島を招き寄せるワザ(業)の啓発
15 ヲナリの比禮振り、ヲウナの布晒
16 オウとヲウの視座からの、島霊と国土霊へのタマフリ
17 オウ<au=aw>島から粟島へ
18 《粟・雑穀》霊の常世への跳躍
19 粟散辺土の、わづかな小島の草莽の視座から
20 小さな島々を卑下する言葉からの脱出
21 再びシマなどの<間>について
22 「アヒダ」と「マ」の視点から離島の絆を考える
23 占いの島・神の島・祈りの島
24 異界からの災禍を食い止める<霊的国境>の島
25 目を失って離島の本質を摑んだ明治の気骨の政治家
26 高木正年小伝
27 南の島の《開拓者》を夢見た男
28 西澤吉治小伝
29 ヨーロッパ諸語における島を意味する語
30 孤立・侮辱がつきまとう
31 シマ・スマ・ショムとその周辺の言葉たち
32 日本語・アイヌ語・韓国語のシマを意味する語
33 名称不明離島の名称決定と島の字の訓読呼称について
34 古来からの名称の復権
35 <ゲンジュウ>から<カンジュウ>へ
36 故郷へ還住するということ
37 色の名が付く島
38 イロとオトの弁証法
39 吉田松陰の離島観
40 日本の地政学の草分け

蔵書情報

蔵書数:1 予約数:0 貸出可:0
貸出中:1
No 場所 種別 状態
1 橘図書館 橘/新着 (380 ス) 一般 貸出中です

©周防大島町立図書館 2012-2013. All Rights Reserved.